メーカー製のパソコンでも8GBを積んでくるパソコンが増えていますが、実際にはメモリはどの程度必要なのか分かりづらいと言われてます。メモリはパソコンで重要な部品の一つで、CPUが使うデバイスです。メモリが足りないと動作が遅くなります。しかし、OSを起動させるだけなら1GBもあれば十分なのですが、メーカー製のパソコンでも4GBとか8GBを積んでいる理由はソフトウエアがメモリを大量に使うようになったからです。
例えば文書作成ツールであるWORDや表計算ソフトのエクセルは1GB以上を使うことが多くなっており、特にエクセルでマクロやVBAを多用する場合にはメモリがいくらあってもいいとまで言われることがあります。パソコンでメモリが足りなくなるとOS側でスワッピングを行います。スワッピングはハードディスクに仮想のメモリを作ることです。問題なのはハードディスクはメモリよりも数桁遅いということです。
そのため、体感できるほどに動作が遅くなります。メモリはスワッピングを起こさいないように大量に積んでおきたいものです。しかし、ノートPCの場合はそれほど詰めませんが、多くの場合8GBもあれば十分だと言われています。4GBでも使い方によっては十分な事が多いです。
メモリがどの程度使われているかはWindowsならタスクマネージャー、マックならアクティビティモニターで確認できます。特にソフトウエアを利用した時にスワッピングが起きていないかを注視することが大事です