2000年以降になると、日本だけでなく世界各地でブロードバンド環境が整備をされました。今ではインターネット回線を活用して首脳会議が開催されたり、オンライン講義などで各地の大学の授業を受けることも可能です。このブロードバンドという技術を駆使するには、必ずlanケーブルをパソコンやテレビなどに接続をしないといけません。周辺機器という位置づけのlanケーブルですが、ネット利用時の必需品でもあり快適な環境下で利用をしたいものです。
ところがこのlanケーブルは内部に備えられているグラスファイバーの乱反射を利用したデータ通信故に、電磁波に弱いという特性を持っているのが特徴です。電磁波はテレビを始め電子レンジなどから発生しており、これにさらされるとデータ通信速度が大幅に低下をします。そこで活用をしたいのがシールドコネクタというものであり、ケーブルを電磁波から守ることが可能です。シールドコネクタの特徴を簡単に説明すると、約2cm程度の直径となっているコネクタで内部に銅線が網状に含まれています。
銅は電磁波をカットすることができるため、lanケーブルの先端部分に取り付ければ乱反射を阻害することがなくなります。シールドコネクタは大型家電量販店やECサイトでも販売をされており、1個980円程度で購入することが可能です。テレビ等の家電製品の裏などにlanケーブルを配線する場合は、シールドコネクタを導入しましょう。